展示詳細

つくば隕石

展示場所

項目 内容
点数 1
英名 Tsukuba
標本・展示の種類 実物
提供者など 預託:小山郎夫氏
備考(公開) H5-6
解説 つくば隕石は1996年(平成8年)1月7日午後4時20分頃、茨城県つくば市を中心に牛久市、土浦市、稲敷郡茎崎町(現在はつくば市)に多数の破片を降らせた隕石雨である。一辺が約10kmの三角形の範囲の23カ所から合計約800gの隕石が回収された。隕石は南西から北東に向かって落ちたが、小さな破片が風により南東に流されて三角形の分布になったと考えられている。隕石火球は350km離れた東海や東北地方でも目撃され、写真も撮られている。また、火球の経路下では衝撃波により屋根や戸が大きく震えたとのことである。最初に発見された破片(つくば隕石1号)は発見者らの協力で落下9時間後には研究に着手することができたため、半減期約2時間という短寿命の宇宙線生成核種を検出することができた。展示している隕石は2番目に発見された破片(つくば隕石2号)の一部小片である。
展示場所1(フロア) 日本館3F南翼 日本列島の素顔
展示場所2(コーナー) 3.変動する日本列島
展示場所3(項目) 15.日本に落下した隕石
分類 理工
キーワード いん石、隕石、球粒隕石、コンドライト、筑波
パーマネントリンク https://db.kahaku.go.jp/exh/col_z1_01/1761042