展示詳細

狭山隕石

展示場所

項目 内容
点数 1
英名 Sayama
標本・展示の種類 実物
提供者など 寄託:倉橋純信・輝行 両氏
備考(公開) CM2
解説 狭山隕石は1986年(昭和61年)4月29日頃、埼玉県狭山市の民家に落下した隕石である。2000年5月に当館に依頼があり、隕石であることを確認した。落下そのものは目撃されておらず、朝に玄関横に落ちているのを発見したとのことである。ちょうどチェルノブイリ原子力発電所の事故が大きく報道された時で、放射能を持った破片ではないかとしばらく放置されていたそうである。数日後の雨で隣家の屋根の瓦が割れているのが発見され、まずここに当たって跳ね返ったと考えられる。球粒隕石でも珍しい炭素質(CMグループ)の隕石で、約2%の炭素を含んでいる。内部まで黒くて非常にもろく、母天体で水質変成を大きく受けたことが分かっている貴重な標本である。
展示場所1(フロア) 日本館3F南翼 日本列島の素顔
展示場所2(コーナー) 3.変動する日本列島
展示場所3(項目) 15.日本に落下した隕石
分類 理工
キーワード いん石、隕石、球粒隕石、コンドライト、炭素質、さやま、サヤマ
パーマネントリンク https://db.kahaku.go.jp/exh/col_z1_01/1761039