展示詳細

習志野隕石

展示場所

項目 内容
和名・名称 習志野隕石
点数 1
提供者など 寄贈(左1号):長江美和氏/寄託(右2号):柴田直輝氏
解説 習志野隕石は、2020年7月2日(木)午前2時32分頃、関東地方上空を西から東へ流れる大火球が観測され、これに伴って落下した隕石雨である。
習志野隕石1号は千葉県習志野市のマンションの2階で落下時に大きな音がして、その日の朝に玄関前の中庭に面した共用廊下で小片(63g)が発見された。また、7月4日には中庭から2つ目の小片(70g)が発見された(破片をあわせて156g)。
7月22日には、北東に約1km離れた千葉県船橋市内のアパートで屋根瓦が割れているのが見つかり、瓦の破片と一緒に習志野隕石2号が発見された(95gと73gの破片とその他あわせて194g)。
10月25日にはさらに1km北に離れた船橋市内のスーパーマーケットの屋上駐車場で習志野隕石3号(15g)が発見された。
1号の最初の小片以外は屋外で風雨にさらされていたため隕石に含まれる金属部分が錆びて茶色くなっている。
落下4日後からガンマ線の測定を行い、半減期が短い宇宙線生成核種が検出され、落下直後の隕石であることが確認された。
国立極地研究所にて隕石組織の観察と鉱物組成の分析を行い、Hグループの球粒隕石に分類された。
展示場所1(フロア) 日本館3F南翼 日本列島の素顔
展示場所2(コーナー) 3.変動する日本列島
展示場所3(項目) 15.日本に落下した隕石
分類 理工
キーワード 隕石,いん石,球粒隕石,習志野,ならしの,ナラシノ
パーマネントリンク https://db.kahaku.go.jp/exh/col_z1_01/3715849