展示詳細

田上(田上山)隕鉄

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展示場所

項 目 内 容
点数 1
英名 Tanakami(Tanokami mountain)
標本・展示の種類 実物
備考(公開) IIIE
解説 日本に落下した隕石で一番重いものである。
明治18年(1885年)頃に現在の滋賀県大津市にある田上山の山中で、鉱物仲買人の上野滝蔵氏が発見したと伝えられている。発見時の重さは174kg。高壮吉氏らの努力で隕石であることが確認され、明治32年(1899年)帝国博物館が買入れた。
博物館にて一部切断され、主成分元素の分析等が行われた。後に国立科学博物館に移管され、現在まで展示されてきた。
主成分は鉄ニッケル合金で、ニッケルを約9%含む典型的なオクタヘドライト(八面体)隕鉄である。切断面を薄い酸でエッチングするとウィドマンシュテッテン構造と呼ばれる八面体構造を持つ模様が見られる。これは非常にゆっくりと冷却され、カマサイトとテーナイトと呼ばれる二種類の金属相が成長したためで、鉄隕石特有のものである。
田上隕石のカマサイトのバンド幅は1.0-1.7mmである。微量元素の化学組成による分類では、IIIEグループと呼ばれる珍しいグループに属し、特殊な鉄カーバイドを含む。
なお、国際的な登録名はTanokami mountainとなっている。
展示場所1(フロア) 日本館3F南翼 日本列島の素顔
展示場所2(コーナー) 3.変動する日本列島
展示場所3(項目) 15.日本に落下した隕石
分類 理工
キーワード いん石、隕石、隕鉄、鉄隕石、たのかみ、タノカミ